「自動車部品を一貫生産して提供」

私は入社当初、自動車用ユニット大手メーカーから受けた試作部品の製作を通じて、旋削、マシニング、研削加工など様々な機械加工のメカニズムについて学びました。
現在は、試作品の製作に加えて、量産化が決定した部品の製造ラインの生産準備にも携わり設備の加工条件の設定や、必要な物品手配なども任されています。生産ラインを立上げる際は、実際に生産を行う現場の方々が安全で生産しやすいラインづくりをモットーとして、生産ライン設計を行っています。

私が所属している技術課は、日々違う仕事を行うので、自分で今何をすべきか、どのようにすれば円滑に仕事を進められるかなど様々な事を考えなければならないので、とても大変です。しかし、その一方で、自分で計画を立てる際、他部署やメーカーと計画を練り、加工プログラムや機械、刃物の段取り等最初から最後までやりきった時は達成感があり、とてもやりがいを感じます。

技術職というのは、一からものづくりをしていくので、様々な分野の知識やそれらを応用する能力が必要です。学校での生活はそれらの基礎を学べる貴重な場であり、コミュニケーション能力を培う良い場だと思いますので、この能力をしっかりと身に付けておきましょう。
また、仕事以外に趣味を持つことも大事だと思います。私は休日になると友人とバイクでツーリングしたり、旅行に行ったりしてリフレッシュしています。仕事でも趣味でも、目標を持つ事で、充実した社会人生活を送れると思います。